光を失った世界で

不安、孤独、絶望に覆われるわたしたち

かつて光のありかが失われた時、世界は闇に覆われた。

今、私たちの生きる世界は、静かに光を失いかけています。 便利さと引き換えに、言葉は短くなり、つながりは希薄になり、 誰かの笑顔の奥に潜む不安や孤独が、そっと社会を包み込んでいます。 助け合いを奪い加速し続ける経済競争と、先の見えない気候変動と社会の未来、 私たちの仕事、そして生きる意味すら奪いかねないAIの発展は、 人と人、生命と世界のあいだに、大きな壁をつくりはじめています。 誰かと共にあるはずなのに、ひとり。 知識も技術もあるはずなのに、希望が見えない。 そんな時代に、私たちは立たされています。

けれど、この状況に痛みや虚しさを感じるのは、まだ私たちが生きようとしている証でもあります。 制御できずに暴走を続ける経済、テクノロジー、社会に、本当に希望はないのでしょうか?

光を失った世界

希望はどこから生まれるのか

美の中で、集い、創り、揺れ動くことが、
わたしたちの新たな光となる

未来のビジョン

暗闇の中で神々は集い、情と知と技を結集し、光へと続く道を切り拓いた。

絶望の中でも、人は集まることができます。 誰かの心を揺さぶるような舞を、光を、物語をつくることができます。 かつて神々が岩戸の前で笑い、踊り、 光を呼び戻したように、 私たちもまた、感情を揺らし、集まり、創造することができる。 その希望の芽は、美しさの中にあります。 完璧ではなくても、震える心と響き合いながら、 今ここにある命、創造を重ねていく美しさ。 それが、絶望を貫いて、未来を切り拓く力となります。

空神楽 〜光を編む、舞のはじまり〜

人々と、テクノロジー、文化が交わる、
わたしたちの新たな祝祭へ

ある神が舞い、皆が笑い、技を尽くして、光は世界に戻された。

空神楽とは、今を生きる私たちがともに舞う、現代の「天岩戸」への応えです。 それは、闇に閉ざされた空に、 そっと灯るひとつの光からはじまる舞です。
誰かが誰かの心をたたき起こし、 その感情が、次の誰かの手を動かす。 そうして舞は、重なり、連なり、いつしか大きなうねりとなって空を巡るのです。
人とロボット、子どもと大人、科学と芸術、伝統と革新—— あらゆるもののあいだにある垣根をゆるやかにほどき、 それぞれの光を持ち寄って、美しい舞を重ねていく共創の場です。
ドローンは生命のように舞い、 アルゴリズムは水のように生命の間を流れ、 人々は互いの想像と創造に触れながら、 かつてない関係性を編み出していきます。
空神楽は、現代に蘇る「舞台」であり、 人類が再び"わたしたち"を見出すための儀式でもあるのです。

空神楽の世界

あなたの光が、舞の輪を照らす

八百万の神々としての私たち

八百万の神々

むかしの人びとは言った。世界には、数えきれないほどの神が宿っていると。 それぞれが完全ではなくとも、互いに補い合い、違いを認め合いながら、この世界の調和と豊かさを担っていると。

空神楽は、今を美しく生きたいと思うすべての人に開かれた集いの場です。
参加者の誰もが、光を放つ存在であり、 この舞の構成者であり、創造者です。
あなたが持つ光—それが知識であれ、想いであれ、迷いであれ— すべてがこの空にとって、大切なひとしずくです。
作る人、踊る人、学ぶ人、見守る人、語る人、感じる人。 どんな形であれまだ見ぬ、世界に隠れた光の参加を、心待ちにしています。

参加方法

あなたの好奇心と情熱を活かす場所がここに

実演の手伝い

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プロジェクト参加

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